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子供のサッカーの習い事

子供のサッカーの習い事を詳しく紹介!

子供のサッカーの習い事はおすすめ? 何歳から始めるのがいい? サッカースクールやクラブチーム、スポ少ではどんなことをするの? 特徴、メリット、適性、上達、費用(お金)、親の負担、良かったことなど、子供のサッカーの習い事を詳しく紹介。

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子供のサッカーの習い事

子供のサッカーの習い事はおすすめ? 詳細と体験談の口コミ

子供のサッカーの習い事 サッカーゴール

子供のサッカーの習い事は、幼児期から始めやすいスポーツとして、特に幼稚園から小学生の男の子に人気。「なでしこジャパン」の活躍もあって、女の子でもサッカーを習う子は少なくありません。

サッカーを習う場合は、サッカーのクラブチーム、サッカースクール、地元のサッカーチームのジュニアクラス、小学校や地域で活動するスポーツ少年団(スポ少)などに所属するのが一般的です。

チームやスクールごとに方針・目標・カラーが異なるため、自分と子どもの希望にあったチームやスクールを選ぶことが、サッカーの習い事を続ける重要なポイント。

このページでは、子供のサッカーの習い事のメリット、適性、月謝(お金)、親の負担、子供にサッカーを習わせてよかったことなど、実際の体験談を交え、子供のサッカーの習い事を詳しく紹介します。

【このページの目次】

  1. 子供のサッカーの習い事のメリットは?
  2. 子供のサッカーの習い事はどんなことをするの?
  3. 子供のサッカーの習い事の適性は?
  4. 子供サッカーの習い事の上達について
  5. 子供のサッカーの習い事の月謝(お金)
  6. 子供のサッカーの習い事の親の負担
  7. 子供にサッカーを習わせて良かったこと
  8. 子供にサッカーを習わせようかな?という親御さんへ

子供のサッカーの習い事のメリットは?

体力がつく、足が速くなるなど、サッカーの習い事のメリットはたくさん!

子供にサッカーを習わせるメリットは、

  • ・ 体力がつき、運動が好き&得意になる。足が速くなる。
  • ・ 学校の体育の授業で活躍できる。
  • ・ チームプレイを通して協力することの大切さを学び、社会性が身につく。
  • ・ メジャーなスポーツであり、プロサッカー選手を目指すことも、趣味として続けることもできる。

などが挙げられます。

逆に、子供にサッカーを習わせるデメリットといって良いかわかりませんが、接触などによる怪我のリスクがあるスポーツであることは念頭に置いておく方がよさそうです。

子供のサッカーの習い事はどんなことをするの?

子供のサッカーの習い事

子供のサッカーの習い事は、具体的にどんなことをするのでしょうか。

今回は、息子さんを小学1年生から小学3年生の現在に至るまでサッカースクールとサッカーのクラブチームに通わせている東京都のLimoさん(40代)と、息子さんをサッカーのスポーツ少年団に1年間通わせていた経験を持つ奈良県のにゃんこさん(40代)のおふたりにお話を伺いました。

- どうしてお子さんにサッカーを習わせようと思いましたか?

Limoさん(スクール&クラブチーム):「幼稚園の年長の時に何か特技があるといいなと考え、本人に何がやりたいか聞いたところ幼稚園でサッカーを習っているお友達の様子をみてサッカーをやりたいと言いました。

そのときは、上の子の習い事の都合もあったため、小学校入学を待ってサッカーを始めることに。サッカーは、幼稚園年中の頃から初めている子供が多く、出遅れた感がありましたが、苦手意識がでないようにスクールを活用しながら上達できるようにサポートし、と現在に至ります。」

にゃんこさん(スポ少):「小学1年のときに、同じクラスの子たちと休み時間によくサッカーをやっていました。その時の経験が楽しかったようで、自分からスポーツ少年団のサッカーをやりたいと言いました。

私自身は、スポーツ少年団は保護者の負担が大きいことを聞いていたので心配でしたが、本人の希望もあり、元々何かスポーツはさせたかったこと、また父親の勧めもあり、入会させることにしました。」

- どんなサッカースクール/チームに通わせましたか?

Limoさん(スクール&クラブチーム):「息子は、サッカースクールとサッカーのクラブチームの両方に同時在籍しています。いずれも、コーチの経歴、実績、コーチング力の他、生徒のレベルを比較し、上達できそうなところを選びました。(スクール、クラブともに1年間で見直しをし変更しています。)

スクールとクラブチームの両方に通わせているのは、練習量の確保のためではなく、スクールでは個の技術向上のためのレッスンを受ける、クラブチームでは多くの試合を経験するというように、目的が異なるためです。(スクールとクラブチームにそれぞれメリットデメリットがあり、それを補うため)」

サッカーの習い事をしていない親御さんからすると、ひとつのスポーツでスクールとクラブチームの両方に並行して通わせることが大変に思えるかもしれませんが、サッカークラブに入る子の中には同時進行でクラブとスクールに通っている子は数名おり、そこまで珍しいことではありません。」

にゃんこさん(スポ少):「小学校のスポーツ少年団のサッカーチームに通わせました。基本はその小学校に通う子どもが対象でしたが、サッカーのスポ少がない他校の小学生も 一部受け入れをしているチームでした」

- 子供のサッカーの習い事は週に何回ありますか? 具体的にどんなことをしますか?

Limoさん(スクール&クラブチーム):「サッカースクールは週1回、平日夕方に1時間程度のレッスン、クラブチームは週1~2回、平日夕方に1時間程度の練習と土日に試合をしています。

クラブチームでは多くの試合が経験できていますが、細かい指導は期待できません。その分、サッカースクールでは個の技術の向上目的で、プレーのコツや駄目な動きの修正など実践に生きるようなレッスンを受けています。」

にゃんこさん(スポ少):「週3回平日夕方(16時半~18時半)に2時間の練習があり、土日は試合が入ることが多かったです。(試合のない土日は午前中のみの練習でした。)

最初はランニングから入り、ボールを蹴りながらポールやタイヤをジグザグに進む練習、シュートの練習、リフティングなどのボールの扱いについて練習したのち、試合形式の練習をしていました。」

子供のサッカーの習い事の適性は?

サッカーはどこで伸びるかわからないスポーツ。環境を与えて辛抱強く見守る必要のある習い事です。

サッカーの試合

サッカーの習い事は幼稚園~小学校低学年くらいで始める子が多く、プレゴールデンエイジ(幼稚園~小学校低学年)、ゴールデンエイジ(小学校中学年~高学年)にどれだけサッカーに触れる機会を与えるかが重要と言われています。

前述のLimoさんに、サッカーの習い事の適性について聞いてみました。

Limoさん(スクール&クラブチーム):「サッカーの習い事は、小学生の時期は始めた時期や生まれた月も関係し、体格によっても差がつきます。コーチの指示も、早熟タイプの子は理解できても、そうでない子は理解できず、使えないなあと言われることもあります。

クラブチームによっては(特に小学校低学年のうちは)技術よりも性格が強い子、勝気な子の方が選抜される傾向があることも否めません。

とはいえ、サッカーはどこで伸びるか本当にわからないスポーツなので、親が『うちの子にはサッカーは向いていない』と早々に見切りをつけることなく、コツコツとスクールなどで個人技術も磨き、環境を与えてあげながら辛抱強く見守る必要がある習い事だと思います。」

子供サッカーの習い事の上達について

子供のサッカーの習い事

子供にサッカーを習わせるにあたって、気になるのは子供の上達ぶりではないでしょうか。前述のLimoさんとにゃんこさんに、子供のサッカーの習い事の上達ぶり、上達に関する悩みやトラブルについてきいてみました。

Limoさん(スクール&クラブチーム):「サッカーを習い始めて2年数か月になりますが、個人技術に関しては、順調に成長しています。そのため、子ども自身にも焦りはまったくなく、辞めたいといったこともありません。

サッカーの習い事をする子供の中には攻撃的な子もいるので、技術的に「こいつにはかなわないなあ」と思われていないと、いけずな行動、言葉をぶつけられることもあります。それはもう、自分自身のプレー(文句を言わせないプレー)や、プレー以外の振る舞いで解決するように言っています。

サッカーの上達には、どうしても、ある程度の練習量が必要です。自分に厳しく自主練を出来る子なら(習い事としてスクールやクラブに通うのは)週1でもいいのかもしれませんが、やはり練習が多い、かける時間が多い方がサッカーの上達が早いと思います。」

にゃんこさん(スポ少):「サッカーのスポ少での活動は1年だけではありましたが、ボールの扱いは上達していったと思います。苦手なリフティングも、1回だったのが3回できるようになった程度には上達はしました。ひょっとしたら、もう少し続けていたらもっと上達したかもしれません。

プレーについては、チーム内でうまい子グループとまだまだこれからな子グループ(息子はこちら)でなんとなくわかれてしまっていて、試合の時にうまく動けなかったり、ミスをすると、うまい子グループの子に「へたくそ」などきついことを言われることがあり、凹むこともありました。

そういうことが続くうち、試合に出るのを嫌がるようになりました。試合に行っても「お腹が痛い」等訴えるようになり、練習も行くのを渋るように……。そのことで父親とけんかになり「そんなんだったらやめてしまえ」と言われて、息子は「「やめてしまえ」と言われてほっとした」と言ったので、そこまで嫌ならやめようか、と話し、退会することにしました。

(サッカーをやめてラグビーに転向してからは、練習も試合も嫌がらずに行っているので、うちの子の場合は、この時にやめさせて良かったかなと思っています。)」

子供のサッカーの習い事の月謝(お金)

子供のサッカーの習い事 道具やウェア

子供のサッカーの習い事の月謝は、サッカースクール、クラブチーム、スポーツ少年団(スポ少)のどれに通わせるかで大きく変わります。

一般的には、民間のサッカースクールは月謝が高めです。クラブチームの場合は、指導者がしっかり揃っていて遠征なども多い強いチームは高め、指導者がボランティアでやっているようなところは月謝が安めな傾向があり、チームによって差があります。(※練習が週何回あるかによっても変わります。)

小学校や地域のスポーツ少年団は、多くの場合、監督やコーチがボランティアで指導をしており、月謝は1,000円~3,000円と安いです。しかし、その分保護者の当番やお手伝いなどの負担があります。

前述のLimoさんとにゃんこさんに子供のサッカーの習い事の月謝とかかるお金について聞きました。

Limoさん(スクール&クラブチーム):家の子どもはサッカースクールとクラブチームの両方に通っているため、それぞれについていお話します。

サッカースクールの月謝は、週1回(1時間程度)で毎月の月謝がが6,000円~7,000円。そのほかに年会費として年間10,000円~12,000円がかかります。

クラブチームは、毎月の月謝が約10,000円、そして年会費が年間5,000円です。それとは別に、春と夏合宿費用で年間おおよそ6万かかるほか、土日の遠征交通費(ガゾリン代や高速代)で年間15万円ほどはかかっています。(※クラブチームだけで年間約34万円。)

用具用品(我が家が購入したもの)に関しては以下の通り。

  • トレーニングウェア:ホームとアウェイで合計10,000円
  • ストッキング:ホームとアウェイで3,200円~
  • 試合時往復・練習時着替え: 10,700円
  • トレーニングシューズ:だいたい4,000円程度(およそ3ヶ月ごとに買い替え)
  • すねあて(レガース):1,500円くらい
  • サッカーボール:4,000円
  • 他リック、アンダーシャツ、水筒など
  • (※必須ではないが冬場あると便利なピステスーツは約14,000円、ベンチコートは約20,000円)

サッカーのレガース(すねあて)

にゃんこさん(スポ少):うちの子の入っていたサッカーのスポ少の場合、チームで必要なものとして、指定のユニフォーム上下と、練習時用の靴下&試合用の靴下(色が違うので入会時に両方とも購入)、スパイクを購入しました。合わせて1万2000円ぐらいかかったと思います。

試合に出る回数が増えてきてからは、上写真のレガース(すね当て)を購入しました。(約1000円)

ほかに、購入した者はサッカーボール、着替えを入れるエナメルバッグ、2Lの大きな水筒。冬場は保護者が持ち回りでお湯を用意するので魔法瓶のポット、また観戦用にグラウンドコートを購入しました。

子供のサッカーの習い事の親の負担

サッカーボール

子供のサッカーの習い事の親の負担はどの程度なのでしょうか。子供のサッカーの習い事の親の負担について、前述のLimoさんとにゃんこさんに聞いてみました。

Limoさん(サッカースクール&クラブ):「とにかく送り迎えが大変です。クラブチームはトレーニングマッチほか招待試合が多数あり、小学3年生の後半からは公式戦も入ってきて、試合数がとても多いので・・・。マイカーでの送迎なので、ガソリン代・高速代も金銭的負担になっています。」

にゃんこさん(スポ少):「スポーツ少年団だったので、試合の際、交代で車出し、お茶や氷、冬ならお湯の用意などがありました。試合は一日なので、昼食におにぎりの用意をした程度です。

物理的な用意についてはさほど負担はなかったのですが(ほかのスポ少のほうが大変だと思います)、試合についていくとなると弟妹を連れて行かないといけなくなるのが我が家にとって負担でした。

特に、一番下の子(当時3歳)が癇癪もちだったので試合中の時間つぶしが苦痛でした。車出しは我が家の場合、夫が行ってくれていましたが、よその子どもを乗せるのは不安だったと言っていました。

また5~6年生になると役員が回ってきます。テントやいすの用意、コーチのコーヒーなどの用意は役員の仕事だったので、スポ少の習い事をさせる場合は、そうした親の負担があることを頭に入れておくのが良さそうです。」

子供にサッカーを習わせて良かったこと

子供のサッカーの習い事

子供にサッカーを習わせている(いた)ママに「サッカーを習わせて良かったこと」を聞きました。

Limoさん:「サッカーの技術は確実に上がってきているので、習わせて良かったと思っています。また、集団行動も、サッカーを習う前に比べるとできるようになってきています。

本人はプロサッカー選手になりたいようで、親としてはそれを応援したいのですが、高学年からは勉強も大事だと考えているので、並行できる方法を考えて行きたいと思っています。」

・・・・・・

にゃんこさん(スポ少):「うちの息子はスポーツ少年団でサッカーを一年やったあと、ラグビーに転向しましたが。退会後ラグビーを始めた時に、これまでのサッカー経験が生きたことがよかったです。(いろいろあってサッカーを辞めましたが、ラグビーに変わって思ったのは、息子はテクニカルな動きより、パワープレイのほうが向いていたようで、転向してよかったと思っています。)

また、どんなスポーツをするにしても、いきなりの朝練はつらいと思いますが、サッカーで慣れていたので特につらいということもなく慣れていけたこと、コーチに怒られても少々のことではへこまないようになったことがよかったかなと思っています。

サッカーのスポ少は、主な練習場所が小学校グラウンドだったので、練習には自分で行って、自分で帰ってきていたので、自立心がついたこと。そして、自分がプレイのことで言われて嫌な思いをしたので、体育の時間などの時、友達に「へたくそ」や「邪魔」などということは一切言わなくなりました。

そうした精神面での成長も、サッカーを習わせて良かったことだと思っています。」

・・・・・・

子供にサッカーを習わせようかな?という親御さんへ

今回お子さんのサッカーの習い事について回答してくれたLimoさんとにゃんこさんに、「子供にサッカーを習わせようかな?」と考えている親御さんへのメッセージをいただきました。

Limoさん:「サッカーはけっしてひとりでは出来ない競技なので、スキルの向上のみならず社会性、人間力の育成にもつながると思います。サッカースクールやクラブも一長一短なところがあり、地区によっては良い指導者になかなか巡り会えなかったりしますが、しっかりとした理念を持つ指導者のもとでサッカーを楽しんでいけるといいですね。」

にゃんこさん:「できれば、習わせようと思っている習い事を先に始めているお子さんのお母さんと知り合いになって、ネットワークを作るようにするといいと思います。

運が良ければ、小さくなったスパイクやユニフォームがもらえることもありますし、チームに一人知り合いがいると、保護者グループに入りやすくなります。(特にスポ少の場合は、保護者同士の関わり合いが密なケースが多いので。)

私の場合、息子がスポ少に入団した際、お母さんたちがすでにがっつりグループができていたので入りづらくて、つらかったです。)ただ、退会すると言ったときに心配してくれたお母さんもいたので、私ももうちょっと積極的に話すようにすればよかったのかな、と思いました。」

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