子供の学習塾の習い事はおすすめ? 特徴、メリット、内容、適性、月謝/お金、親の負担、子供に学習塾を習わせてよかったこと(感想・口コミ体験談)など子供の学習塾の習い事を詳しく紹介。
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子供の学習塾は、集団塾(進学塾)、個別塾、少人数指導塾などを含む、学習・勉強系の習い事です。
地域にもよりますが、小学校高学年から学習塾に通う子供は増える傾向があります。
中学受験が盛んな地域は中学受験対策用の塾も多いですが、それ以外(受検しない場合)の学習塾は、「学校の授業についていけなくて困ることがないように」「学習習慣を身につけるために」「より高い学力をつけるために」入ることが多いです。
一般的には、学校の授業のつまづき解消や勉強への苦手意識が強い子は個別指導塾あるいは少人数指導塾でしっかりと見てもらう、それなりに学力のある子がより高い学力をつけたいときは集団塾(進学塾)でライバルと切磋琢磨する傾向があります。
このページでは、実際に小学生の子供を学習塾(集団進学塾)に通わせている保護者の体験談や口コミを交え、小学生の学習塾の習い事を詳しく紹介します。
【このページの目次】
子供(小学生)の学習塾のメリットとしては、
子供の学習塾の習い事は、集団塾の場合、基本的に決まった時間に塾に行き、講義/授業を受けます。
塾の先生は、個人差はありますが、学校の先生(公務員)よりも熱く、授業を盛り上げて子どもたちの興味関心を引きつけることに長けている人が多い印象です。
また、学校の授業の場合は、基本的に、みんなが分かるように理解度の低い子をケアする傾向にありますが、集団塾の場合はできる子をより伸ばす傾向があります。成績別にクラス分けがされている集団塾の場合は、上位クラスであれば、学校りもかなり発展的な問題にも取り組めるでしょう。
通常の板書と口頭による講義のほか、塾によっては独自の映像教材や機器を用いた授業を行うことも。算数の授業の「面積」や「展開」などは、映像教材を使うことにより、とても理解しやすくなるなどのメリットがあります。これは予算のある塾ならではの強みですね。
塾での講義/授業のほか、家庭で行う宿題を出すところも少なくありません。宿題のボリュームは塾により異なりますが、テキストの問題を解いてくる、タブレットで英語のリスニングに取り組む、などがあります。
子供の学習塾選びにおいて大切なのは、その子の学力と目的にあった塾を選ぶことです。
学校の授業についていけない、つまづきが解消されないまま学校の授業が先へ進んでしまう、そもそも勉強の仕方がわからないということであれば、個別指導塾や、先生1人に対して子供1~3人の少人数指導(なるべく学力の近い子といっしょに)が良いでしょう。
反対に、学校の授業には問題なくついていける、あるいは学校の授業が物足りなく、退屈に感じてしまうような子で、学年上位を目指す、ゆくゆくは偏差値の高い高校へ進学したいと考えている場合は、集団塾(集団学習塾)がおすすめ。
塾に行く必要性については、地域性もあり、親の考え方、経済力、子供自身の気持ちもあるので、一概には言えません。中学生でも、塾にいかなくても成績はずっと学年上位を保っている子もいます。
いつから塾に行くかについては、中学受験を考えるのであれば(中学受験用の塾に行くのであれば)、小学4年生には通い始める子が多いでしょう。
中学受験をしない場合は、本人が塾の必要性を感じ、塾に行きたいというのであれば、小学5年生からでも小学6年生からでもいいですし、中学生になってからでも遅いということはありません。
小学校では全体の中の自分の位置(順位や偏差値)を把握しにくいため、中学1年生の最初の定期テスト(中間テスト)で、自分の位置が思っていたよりも低い場合、入塾を検討するケースも多いようです。
また、中1の夏休みの夏期講習をきっかけに、そのまま入塾するケースもあります。
学習塾の月謝・学費は、塾ごとに異なりますが、以下は愛知県在住の筆者の子供が通う集団塾の学費(税別)です。まわりの集団塾と比較しても大差なかったので、平均的な金額だといえるでしょう。
なお、小学生で週の時限数が2種類あるのは、英語を選択する・しないの違いによるものです。
上記の月謝以外に、年度初めのテキスト購入で1万円~、年数回ある模試の受験料で計1万円~がかかります。また、夏期講習や冬期講習の料金は別になり、塾生は基本的に参加しなくてはなりません。
小学生のうちの塾の費用は、年間で8万円~14万円程度といえるでしょう。
ただし、中学受験対策の塾でない場合、小学校を卒業し中学生になってもそのまま通い続けるのが前提なので、中学生以降にかかる塾の費用も念頭に置く必要がありそうです。
塾には通わせたいけれど金銭的な負担が心配な場合は、「何年間なら通わせられるか」を逆算し、入塾年齢を考えることも一つの方法と言えるでしょう。
子供の学習塾の習い事の親の負担は、経済的な負担、送迎の負担、そして、家庭での学習ケアが挙げられます。
経済的な負担については、通おうと考えている塾の月謝(学費)を確認し、年間でどれぐらいの負担になるのか、中学卒業まで通った場合はどうか、というシミュレーションをしておきましょう。
送迎に関しては、家と塾の距離にもよりますが、夜間ですと車での送迎が必要になる場合もあります。兄弟姉妹がいる場合は、同じ時間の授業なら良いのですが、入れ替わりの時間となると、食事も送迎も別々になり、親の負担は増えるでしょう。
また、家庭でも学習ケア(宿題)に関しては、個人差がありますが、小学校高学年であれば、それほど親がかかわる必要はないように思います。宿題をやっていかなかった場合、塾の先生が子供自身に話をすることになるからです。
塾によっては、インターネットのチャット機能を使い、保護者との連絡を取り合うところもあります。
子供を学習塾に通わせているママに聞く「塾に行かせて良かったこと」。
「私の娘は小学校低学年の頃から勉強が好きで、学校の授業で一度聞けば、たいていのことはすんなりと理解できる子でした。
そう聞くと『それなら塾の必要性はないのでは?』と思われるかもしれません。しかし、小学4年生のときに塾の体験授業に連れて行ったところ、自分の知らないことをたくさん教えてもらえる、学校より難しい問題(発展問題)にチャレンジできる、自分よりも勉強ができる子が何人もいるという塾の環境にとても刺激を受け、塾に通いたい!といいました。
それから中学2年生になる現在まで、ずっと同じ塾にお世話になっているのですが、学校での授業よりも塾の授業のほうが楽しく、やりがいがあると言っています。塾でのライバルもいるようで、いい刺激になっているようです。
塾に行かせなかったら、慢心して井の中の蛙になっていたかもしれないと思いまますし、塾に行くことでより高みを目指す向上心を持てたので、塾に行かせて良かったと思っています。
下の子も姉同様塾に通っているので、経済的には確かに負担ですが、高校で公立の志望校に行ってくれれば、結果トントンではないでしょうか。学力を上げることは、良い高校に入るためだけでなく、将来の選択肢を増やすことにもつながると思っています。」(K.Kさん)
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