本文へスキップ

子供のヒップホップダンスの習い事

子供のヒップホップダンスの習い事を詳しく紹介!

子供のヒップホップダンスの習い事はおすすめ? 特徴、メリット、適性、月謝(お金)、親の負担、子供にヒップホップダンスを習わせてよかったこと、教室を選ぶときのポイントなど、子供のヒップホップダンスの習い事を詳しく紹介。

子供の習い事ガイド子供の習い事 バレエ ダンス ≫ 子供のヒップホップダンスの習い事

子供のヒップホップダンスの習い事

ヒップホップダンスは、1970年代のアメリカ・ニューヨークで発祥したストリートダンスの一種。

子供のヒップホップダンスの習い事は、現代的で、キレやリズム感があり、バレエの習い事ほど敷居が高くない(お金がかからない)ので、気軽に始めやすいと、幼児・小学生の親に人気があります。

ヒップホップダンスの中にも種類はたくさんあり(大別して、ストリートヒップホップダンスとクラブヒップホップダンス)、種類によって踊りはかなり異なりますが、総じてバレエに比べて、ヒップホップダンスの習い事は、「自由度が高い」「気軽に始められる」「月謝や衣装などかかる費用がさほど高くない」傾向があります。

「子供に体を動かすことを好きになってほしい」「運動神経やリズム感を養ってほしい」「表現力を身につ着けてほしい」などの理由で子供にヒップホップダンスを習わせるママも多いようです。

子供のヒップホップダンスのレッスンは、準備体操(ストレッチ)、基礎練習、月替わりの曲でのダンスで構成されます。(※教室により異なります。)先生は基本的に前で踊ってお手本を見せ、生徒たちはそれを真似して踊るというスタイルが一般的です。

  1. 子供のヒップホップダンスの習い事のメリットは?
  2. 子供のヒップホップダンスの習い事の適性は?
  3. 子供のヒップホップダンスの習い事を始める年齢
  4. 子供のヒップホップダンスの習い事の月謝(お金)
  5. 子供のヒップホップダンスの教室を選ぶポイント
  6. 子供のヒップホップダンスの習い事の親の負担
  7. ヒップホップダンスを習わせて良かったこと

子供のヒップホップダンスの習い事のメリットは?

子供にヒップホップダンスを習わせるメリットとしては、

  • ・ 体力がつく 。
  • ・ 身のこなしや姿勢がきれいになる。
  • ・リズム感が身につく。
  • ・ 夢中になって打ち込み、いきいきと輝くことができる。
  • ・ 学校以外でも学年を超えてお友達ができる。
  • ・ 自己管理ができるようになり、責任感を持てるようになる。
  • ・ プロになることも、趣味として長く続けていくこともできる。

「自己管理と責任感」について。集団で舞台を作り上げていくというダンスの性質上、主に発表会などを通して、自分の行動で他人に迷惑をかけてはいけないということを実感として学べるようです。例えば、舞台に穴をあけないように体調管理に気を付ける、集合時間を守る、忘れ物がないよう徹底する、など。

ダンスというと、体力、身のこなし、姿勢、リズム感など身体的なメリットをイメージする人も多そうですが、こうした精神面での成長も子供のヒップホップダンスの習い事のメリットであると言えるでしょう。

子供のヒップホップダンスの習い事の適性は?

ヒップホップダンスの習い事に向いている子供は、リズムに乗って身体を動かすのが好きなタイプの子。中でも、自分を表現して人に見てもらうのが楽しいと思える子は上達します。運動神経はあまり関係ありません。

教室でのレッスン以外の、自宅での一人練習やおさらいはぜったい必要とは限りませんが、まったく何もしないと次のレッスンで少し恥ずかしい思いをするかもしれないので、自宅でも多少の練習ができる子が適性があると言えるでしょう。

子供のヒップホップダンスの上達に関しては、小学校高学年ころになると、自覚がでるのか、競争心がわくのか、急に上達するスピードが上がる時期がくるケースが多いようです。もちろん個人差があるので、時期は人によって異なりますが、一定のペースで上達するものではないので、ヒップホップダンスを習い始めた最初のころにうまく踊れないからといって「適性がない」と決めつけるのは早計

なお、ヒップホップダンスは女の子だけでなく、男の子も習うことができる習い事です。ただ、男女比は圧倒的に女子のほうが高く、男女いっしょにレッスンを行う教室が多いようです。

子供のヒップホップダンスの習い事を始める年齢

子供のヒップホップダンスの習い事は、リトルキッズ、キッズ、ジュニアなど年齢に応じたクラス分けがされていることが多く、何歳から何歳までがどのクラスなのかについては、ダンススクールごとに異なりますが、だいたい小学校高学年までがキッズクラス、小学校高学年以上がジュニアクラスという区分になっているようです。

子供のヒップホップダンスの習い事は低年齢のうちに始めるほうが良いと言われていますが、年齢によるクラス分け以外にも、レベルによるクラス分けもあります。中学生になってから未経験で習い始める子供もいるので、趣味として続けるスタンスであれば、ヒップホップダンスを始めるのに遅すぎるということはありません。

子供のヒップホップダンスの習い事の月謝(お金)

子供のヒップホップダンスの習い事の月謝は、バレエに比べると、比較的手ごろと言われています。また、発表会の際に発生するお金(参加費、衣装、チケット購入など)もバレエよりは安価です。

今回は、娘さんに小学校入学前から、小学4年の現在に至るまで、6年近くバレエを習わせている滋賀県のみーママさんに子供のヒップホップダンスの習い事の月謝と、その他にかかるお金について伺いました。

みーママさんの娘さんの通うヒップホップダンス教室の場合は、年間にかかる費用がトータルで14万円程度。
内訳は、毎月の月謝が8,000円(*)で、年間9.6万円、発表会費用が4.5万円(レッスン代、衣装代、チケット代諸々込)とのことです。
(*レッスンは週に2回で、90分レッスンが1回、180分レッスンが1回。)

月謝以外に必要なお金としては、ダンスシューズの購入費用です。ダンスシューズはヒップホップダンスを習う上で必ず必要なもので、値段はメーカーによっても異なりますが、だいたい1万円程度とのこと。


子供のヒップホップダンス教室を選ぶポイント

子供のヒップホップダンスの習い事は、ほかの習い事に比べて、教室ごとのタイプや質、通っているお子さんのタイプもかなり違うので、事前にしっかり見学するのがおすすめ
(例えば、宝塚系などとヒップホップ系などでは、同じダンスでも、レッスンの雰囲気、保護者の負担、レッスン料金なども、何から何までまったく違います。)

前述のみーママさんに教室選びの体験談を聞いたところ、

「お子さんにヒップホップダンスを習わせるのであれば、どんなジャンルでも、先生のバックグラウンド(実力)がしっかりしていて、教室の雰囲気がいいところがおすすめです。うちの娘が通っているスタジオは、有名な舞台の振り付けをしたり、専門学校で教えたりしていた先生が、自信をもって充実した内容で指導をしているので、子供たちも先生を尊敬し、雰囲気のいいクラスになっていると感じています。」とのことでした。

ヒップホップダンスは、子ども自身が楽しくないと続けられないため、ヒップホップダンス教室を選ぶ際にはまずは見学に行き、クラスの雰囲気がよいダンス教室(ダンススタジオ)かどうかをしっかり確認するのがポイント。

また、子供のヒップホップダンス教室を選ぶ際は、「費用が予算内であるか」「無理なく通える立地か」「先生は優しく丁寧に教えてくれるか」「ほかの生徒さんたちも仲が良く、クラスの雰囲気が良いか」などのポイントもしっかりチェックしましょう。

子供のヒップホップダンスの習い事の親の負担

子供のヒップホップダンスの習い事の親の負担について、幼稚園までは、着替え・トイレなどで親の付き添いが必要なケースもありますが、年齢が上がればそうした親の負担もほとんどなくなっていきます。

今回お話を聞いたヒップホップダンス教室では、年に1回の発表会の当日、5・6年生の保護者のみ受け付けの手伝いがある程度で、特別親の負担が大きいということはないようでした。

子供のヒップホップダンスの習い事は、親の実際的な手間(お手伝いや衣装づくりなど)も、金銭面でも、バレエの習い事と比べると親の負担は少なく、そのことがヒップホップダンスの習い事の始めやすさにつながっているのかもしれません。

ヒップホップダンスを習わせて良かったこと

ヒップホップダンスを子供に習わせているママに「ヒップホップダンスを習わせて良かったこと」を聞きました。

「もともと体力づくり、運動神経をよくするためのサポートと思っていたので、あまり上達に関しては気にしていませんでした。(正直下手でしたが、あまり気にしていなかった)
本人も楽しくやっているものの、特別な意欲は見せていませんでしたが、4年生の後半になり急に自覚が出てきたのか、競争心が湧いてきたのか突然上達スピードが上がってきました。期待していなかったので嬉しく感じています。」

「娘の通うヒップホップダンス教室では、年に1度発表会があります。発表会前の3か月ほどは土日もレッスンで忙しくなりますが、可愛い衣装で華やかに踊れるため、娘も親も、とても楽しみにしています。やはりその時期はグッと上達する時期でもあります。祖父母も孫の晴れ舞台を楽しみにしてくれているようです。」

「子供にヒップホップダンスを習わせてよかったことは、体力が付いたこと、身のこなしがきれいになったこと、学校以外でも学年を超えてお友達ができたこと。尊敬できる先生で雰囲気がよく、親としても、発表会などを通じてママ友さんが増えて楽しいです。できれば高校生くらいまで趣味として続けてほしいと思っています。」